下ろしどきの、
しるし。
雪下ろしは、早すぎても遅すぎても困ります。家のまわりと家の中に、こんなしるしが出ていないか見てください。当てはまるものを押すと、今どのくらい急ぐかが出ます。
雪は、
日ごとに重くなる。
降ったばかりの雪は軽く、1㎥で100kgほど。でも、降るたびに重なり、下の雪は押されて固くなり、雨や雪どけ水を吸うと、さらに重くなります。下へ送ると、ある屋根の1㎡の上で、冬のあいだに雪がどう変わるかが進みます。
- 雪の高さ
- 30cm
- 1㎡の上の重さ
- 30kg
- 100㎡の屋根なら
- 3.0t
- 12月、最初の大雪
ふわっとした新雪が30cm。1㎥で約100kgと軽く、屋根の上でもまだ気になりません。
- 1週間後、また降った
前の雪は押されて20cmにしまり、その上に新雪が40cm。高さは60cm、重さは倍以上に。
- 1月の終わり
何度も降り重なって1mに。いちばん下は固い雪の層になり、1㎡の上に250kgほどが乗っています。
- 雨か、暖かい日のあと
雪が水を吸って、高さは85cmに下がっても、重さは350kgほどに。見た目で減ったときほど、重くなっていることがあります。
数字は、雪の重さの目安(新雪 1㎥あたり30〜150kg、しまった雪 150〜500kg、水を含んだざらめの雪 300〜500kg)から作った見本です。家の造りによって耐えられる重さは違うので、心配なときは早めにご相談ください。
屋根の重さを、
はかる。
屋根の広さと、積もった雪の高さ、雪の様子を選ぶと、いま屋根に乗っている雪の重さの目安が出ます。屋根の広さが分からないときは、1階の床の広さ(坪)に近い数字で大丈夫です。
約30坪
軒先から見た、屋根の上の雪の厚さ
雪の様子

いま屋根に乗っている雪の重さ(目安)
24.0t
- 1㎡の上の重さ
- 240kg
- 軽自動車(約1t)にすると
- 約24台分
1㎡の上に200kgを越えています。下ろしどきです。
その雪、
落ちる前に。
重くなった屋根の雪は、ある日まとめてすべり落ちます。晴れて暖かい日の午後が、とくに危ない。下へ送ると、軒先の雪がきしみ始めます。

この「ドサッ」が、通る人や車の上に来る前に下ろすのが、私たちの仕事です。
屋根の形で、
心配が変わる。
雪が落ちる屋根と、落ちない屋根では、困りごとがまったく違います。お住まいの屋根に近い形を選んでください。

- 起きやすいこと
- 私たちがすること
- 料金の目安
雪下ろしの、
手順。
雪下ろしでいちばん大事なのは、雪よりも人の安全です。三角屋根の家を例に、私たちが当日どう動くかを、下へ送りながら見てください。
- 下の安全を決める
雪が落ちる所に、人や車が入らないようにコーンとロープを張ります。見張り役が1人、最後まで下に立ちます。
- はしごを固定し、命綱をつなぐ
はしごの上をロープで固定し、屋根の上では安全帯の命綱を、動かない支えにつないでから動きます。ヘルメットとすべりにくい靴も必ず。
- 雪庇とつららを、先に落とす
軒先にせり出した雪のかたまり(雪庇)と太いつららは、下に誰もいないことを声で確かめてから、先に落とします。
- 上から順に、左右をそろえて下ろす
棟(いちばん高い所)の近くから、雪をブロックに切って下ろします。片側だけ下ろして重さがかたよらないよう、左右を交互に進めます。
- 薄く残して仕上げ、下を片付ける
屋根を傷つけないよう、雪は薄く残して仕上げます。落とした雪を片付け、窓・通路と、給湯器や暖房の排気口のまわりを必ず空けます。
つららと、
すがもり。
太いつららは、それだけで危ないものですが、屋根の上で起きていることのしるしでもあります。下へ送ると、軒先で何が起きているかが進みます。
- 家の暖かさで、雪の下がとける
屋根の上の雪の下のほうが、部屋の暖かさでとけ、水になって軒先へ流れていきます。
- 軒先で凍って、つららと氷のせきに
軒先は家の外にあって冷たいので、流れてきた水が凍り、つららや、氷の土手(せき)ができます。
- せき止められた水が、屋根の中へ(すがもり)
氷のせきで行き場をなくした水が、屋根の板のすき間から家の中へしみこみます。天井のしみが、そのしるしです。


料金の目安。
屋根の広さと、頼みたいことで決まります。全部税込で、3人1組の作業と、道具・車の費用が入っています。下見とお見積りは無料です。
| 頼みたいこと | 〜60㎡小さめの家 | 60〜100㎡よくある2階建て | 100〜150㎡大きめの家 |
|---|---|---|---|
| 屋根の雪下ろし軒下に落とした雪の片付けまで | 38,500円〜 | 55,000円〜 | 77,000円〜 |
| 雪庇・つらら落とし屋根の上の雪はそのまま | 16,500円〜 | 22,000円〜 | 27,500円〜 |
| 軒下の落雪の片付け三角屋根から落ちた雪の山を崩して寄せる | 13,200円〜 | 19,800円〜 | 26,400円〜 |
料金は見本の金額です。積もった雪が1mを越えるときや、雪が固く凍っているときは、作業の時間に合わせて変わります。強い風や吹雪の日は、安全のため日を改めます。
三人一組で、
伺います。
屋根の上に2人、下に1人。どんなに小さな屋根でも、1人や2人では上がりません。転落と、落ちてくる雪の事故を防ぐための決まりです。




- 晴れて暖かい日の午後は、とくに気をつける屋根の雪がゆるんで、まとまってすべり落ちやすくなります。作業の順番と、下の立ち入りを見直します。
- 雪はブロックに切って、少しずつ大きなかたまりのまま落とすと、下の物を壊したり、足元が崩れたりします。
- となりの家と、通る人に先に声をかける落ちる向きにある家や通路には、作業の前にひと声かけます。
ご自分で
下ろす前に。
雪の事故は、屋根からの転落と、屋根から落ちてきた雪によるものが多くを占めます。ご自分で下ろすときは、次のことを必ず守ってください。少しでも不安なら、無理をせずにご相談ください。
- 1人でやらない家族や近所の人に声をかけ、2人以上で。1人は下で見ていてもらいます。
- 命綱とヘルメットを使う面倒でも、命綱とヘルメット、すべりにくい靴を。命綱は使う前によく確かめます。
- はしごを固定するはしごの足元を固め、上の方も動かないようにします。
- 晴れの日ほど気をつける晴れて暖かい日は、屋根の雪がゆるんで落ちやすくなっています。
- 屋根の下に人を入れない落ちる所に、子どもや車が近づかないようにします。
離れて住む
家の、屋根。
誰も住んでいない家や、遠くに住む親の家の屋根は、気づいたときには雪が重くなっています。見回りを頼むと、月に2回、屋根と軒先の様子を写真でお送りします。下ろしどきが来たら、ご連絡のうえで伺います。


- 見た日
- 1月18日(2回目)
- 屋根の雪
- 約70cm。雪庇が少しせり出しています
- つらら
- 北側に3本。次回までに落とします
- 次の一手
- 2月上旬の雪下ろしをおすすめします
見回り(月2回・写真つき)6,600円/月雪下ろしは、そのつど料金表の金額で
頼み方と、
よく聞かれること。
- 一お電話かフォーム
屋根の形と、だいたいの雪の量を教えてください。写真があると早いです。
- 二下見とお見積り
屋根と、雪を落とす場所を見て、作業の日と料金をお伝えします。
- 三3人1組で作業
見張りを立て、命綱をつけて作業します。半日ほどの家が多いです。
- 四終わりの報告
屋根と軒下の写真を見ていただいて、お支払いです。

作業のあと。屋根には薄く雪を残し、軒下の雪は片付けて、窓と通路、排気口のまわりを空けています。
当日すぐに来てもらえますか?
大雪のあとは、たくさんのご依頼が重なります。天井から音がする・戸が開かないなど、急ぐしるしがあるお宅から先に伺います。お電話で様子を教えてください。
下ろした雪は、どうなりますか?
敷地の中の、通路や窓をふさがない所に寄せます。置き場がないときは、ダンプで運び出す方法を別にお見積りします。道路には出しません。
屋根を傷つけませんか?
屋根の近くは、屋根を傷つけない道具に替え、雪を薄く残して仕上げます。金属の板やスノーダクトのまわりは、とくに気をつけて作業します。
吹雪の日でも来てくれますか?
強い風や吹雪の日、雨で雪がゆるんでいる日は、屋根に上がりません。安全のため、日を改めてご相談します。
無落雪の屋根でも、雪下ろしはいりますか?
ふだんの年は、雪庇とつららを落とすだけで済むことが多いです。雪の多い年や、ダクトのまわりが凍ってすがもりが出たときは、雪下ろしをおすすめします。
見積りは、本当に無料ですか?
札幌市内の下見とお見積りは無料です。見積りのあとでお断りいただいても、費用はかかりません。
見積りの
ご依頼。
屋根の形と広さ、気になっていることを教えてください。軒先や屋根の写真があると、下見の前におおよその金額をお伝えできます。
天井から「ミシッ」と音がする、戸や窓が急に開かなくなったときは、その近くの部屋に長くいないようにして、すぐにお電話ください。
