01
骨組みは、道産の木で。
柱と梁は、北海道で育ったカラマツの集成材。土台は湿気とシロアリに強い処理をしたものを使います。木は大工が1本ずつ見て、反りやすい向きを考えて組みます。

架空の工務店で作った見本です
札幌の木の家・注文住宅
札幌で、木造の注文住宅を年に12棟だけ建てている工務店です。道産のカラマツで骨組みを組み、壁の外側にもう一枚断熱を足して、冬の朝も床が冷たくない家にします。設計から現場、建てたあとの点検まで、同じ顔ぶれで担当します。
次の完成見学会今週末
家づくりの決めごと
北海道の家は、夏より冬のほうが長く、きびしい。だから、冬を基準に家を考えます。値段を下げるために、ここは削りません。
01
柱と梁は、北海道で育ったカラマツの集成材。土台は湿気とシロアリに強い処理をしたものを使います。木は大工が1本ずつ見て、反りやすい向きを考えて組みます。

02
柱と柱のあいだに断熱材を詰め、さらに外側に厚さ100mmの断熱を足します(付加断熱)。窓は樹脂の枠の3枚ガラス。家全体の断熱は、UA値0.28以下を目安にします。
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点検は、引き渡しから3か月・1年・2年・5年・10年。来るのは、その家を建てた大工と現場監督です。床下も屋根裏も、どこに何があるかを知っている人が見ます。

家の建て方
下へ送ると、基礎から屋根まで、家が組み上がっていきます。木造の家は、見えなくなる所ほど手間がかかります。
札幌では冬、地面が60cmほどの深さまで凍ります。凍った土は持ち上がって家を傾けるので、基礎はそれより深い所から立ち上げます。鉄筋を組み、型枠を立てて、コンクリートを流し込みます。
基礎から出たボルトに、土台の木を締め付けます。その上に厚い合板を張って、1階の床の下地をつくります。ここで傾きが1mmでもあると、上の全部がずれます。
クレーンで木を吊り、大工6〜8人で柱を立て、梁をかけていきます。木は工場で刻んであるので、組むのは1日。朝のうちに1階の骨組みが立ち上がります。
2階の柱、軒の桁、屋根のいちばん高い所の棟木。棟木が上がったら、大工が大きな木槌(掛矢)で継ぎ目を打ち込みます。屋根の垂木を並べ、日が暮れる前に雨よけのシートまでかけます。
合板で骨組みを固め、柱のあいだに断熱材を詰め、外側にもう一枚断熱を足します。部屋側に湿気を止めるシートを張り終えたら、1回目の気密を測ります。
外壁の板と屋根を仕上げ、内装と設備。引き渡しの前にもう一度気密を測り、結果の紙をお渡しします。
窓と断熱
家の中でいちばん熱が逃げるのは窓です。外の気温とガラスを選ぶと、部屋側のガラスの表面が何℃になり、結露するかどうかの目安が出ます。

窓のガラス
部屋の湿度(室温20℃)
部屋側のガラスの表面
16.9℃
室温20℃で、ガラスのまん中の温度を計算した目安です(熱の通りやすさ:1枚ガラス6.0、2枚ガラス3.4、Low-E 2枚ガラス1.6、Low-E 3枚ガラス0.8)。枠のまわりや、閉めたカーテンの内側は、これより冷えます。
建てた家
同じ家はひとつもありません。土地の形、雪の落ちる場所、家族の暮らし方から考えます。「この家で計算する」を押すと、同じ広さで総額の目安が出ます。

段差のない平屋。リビングと同じ高さのウッドデッキに出られて、夏はそのまま庭で食事ができます。屋根の雪が落ちる側を先に決めて、デッキと駐車場は落ちない側に寄せました。

吹き抜けの上の窓から、冬の低い日差しがリビングの奥まで届きます。断熱を厚くしてあるので、吹き抜けがあっても足もとが冷えにくく、暖房は1階の床下に置いた1台で家じゅうを温めています。

玄関から続く4畳の土間に、スキー、自転車、雪かきの道具をまとめて置けます。濡れた物をそのまま置いても乾くように、土間にも暖房の熱が回るようにしました。

玄関と水回りを分けて、台所もそれぞれに。1階の親世帯は段差のない平屋のような暮らしで、2階の子世帯とは家の中の階段1本でつながります。
間取り
よくいただく3つの暮らし方で、間取りの例をつくりました。部屋を押すと、なぜその広さ・その場所なのかが出ます。実際の間取りは、土地と家族に合わせて一から引きます。
総額の目安
「坪いくら」だけで比べると、あとから付帯工事や諸費用が足されて、思っていた額をこえてしまいます。ここでは、住みはじめるまでにかかるお金を全部足した目安を出します。
建て方
断熱
金額はすべて税込の目安です。土地の代金と、地盤の調査の結果で必要になる地盤の改良(0〜150万円ほど)は入っていません。返済は、金利0.8%・35年・元利均等・ボーナス払いなしで計算した仮の値です。実際の金利と借りられる額は、金融機関の審査で決まります。
家づくりの流れ
土地が決まっている場合で、およそ10か月。土地さがしから始めるときは、もう少し長くなります。
0か月
01
完成見学会や事務所で、予算・土地・暮らし方の話を聞きます。最初の相談で、総額の目安と、月々の返済の目安までお出しします。
1〜3か月
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土地が決まっていなければ、地元の不動産会社と一緒に探します。買う前に、雪の捨て場・日当たり・水道の引き込みを一緒に見に行きます。決まったら地盤の調査をします。

2〜4か月
03
間取りの打ち合わせは5〜8回。外壁の板や床の木は、見本を手にとって決めます。構造と断熱の計算をして、見積りは項目ごとにお出しします。
4〜5か月
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工事の契約を結び、建築確認の申請をします。住宅ローンの本審査も、この時期です。
5〜6か月
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地鎮祭のあと、基礎をつくります。冬のコンクリートは寒さで固まりにくいので、シートで囲って温めながら固めます。
6〜7か月
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1日で骨組みを組み上げ、屋根と断熱へ。防湿シートを張り終えたところで、1回目の気密の測定をします。立ち会いもできます。
7〜9か月
07
床・壁・天井を仕上げ、キッチンやお風呂を入れます。工事中も、月に一度は現場を見に来ていただけます。
9〜10か月
08
2回目の気密の測定と検査のあと、鍵をお渡しします。暖房と換気の使い方は、住みはじめる前にゆっくり説明します。

現場の人
大工は全員、社員です。骨組みを組んだ大工が、そのまま断熱、床、棚の造りつけまで仕上げます。途中で人が入れ替わらないので、「あの柱の裏に配線を通してある」を全部わかっています。
「見えなくなる所ほど、ていねいに。断熱材のすき間は、壁を閉じたら、もう誰にも見えないから。」大工・入社18年
住んでから
引き渡しの日に、30年分の手入れの予定表をお渡しします。いつ、何を見て、何にお金がかかりそうか。先にわかっていれば、慌てずにすみます。
3か月
木は住みはじめてから少しずつ乾いて縮みます。ドアや引き戸の動き、すき間を見て直します。
1年
床下・屋根裏・外まわりを見ます。結露のあと、すき間、雪で傷んだ所がないか。冬を一度こえた家がいちばん正直です。
2年
換気の機械とフィルター、雨どい、外壁の継ぎ目。小さな直しは、点検のついでにその場でします。
5年
土台に塗ったシロアリよけの薬の効き目は、5年ほどが目安です。床下に入って、塗り直すかどうかを決めます。
10年
外壁の継ぎ目のシーリングと、屋根の板金を見ます。外壁の塗り直しは、10〜15年ほどが目安です。
15年
給湯器や換気の機械は、10〜15年ほどで入れ替えの時期が来ます。費用の目安は、前の年にお知らせします。
30年
屋根と外壁の大きな手入れ、水回りの入れ替え。骨組みと断熱はそのままに、暮らしに合わせて直していきます。
完成見学会
お施主さんのご厚意で、引き渡し前の家を見ていただけます。1組ずつ、60分。床の温かさ、窓辺の空気、木のにおいは、写真では伝わりません。

よくある質問
はい。土地さがしからのご相談がいちばん多いです。家にかけられる額を先に出してから土地を探すと、土地にお金をかけすぎて家を小さくする、ということが起きにくくなります。
できます。基礎のコンクリートは寒さで固まりにくいので、シートで囲って温めながら固めます。雪や強い風の日は、屋根の上の作業を止めます。冬の着工は、夏より2〜3週間長めに工期をみます。
同じ広さなら、基礎と屋根が広くなるぶん、1坪あたり5〜8万円ほど上がります。そのかわり階段がいらず、そのぶんの面積を部屋や収納に使えます。
国や市の補助が使える場合があります。毎年、条件と受付の時期が変わるので、その年の内容を一緒に確かめて、使えるものは申請の手続きをお手伝いします。
のせられます。雪の多い札幌では、雪が落ちやすい屋根の向きと角度を一緒に考えます。冬は雪が積もって発電が少なくなることも、先にお伝えします。
相談、見学会、最初の間取りの提案と見積りまでは、お金はかかりません。そのあと設計を進めるときは、設計の契約をお願いしています。
どうぞ。比べるときは、断熱の数値(UA値)、気密を実際に測るかどうか、見積りに付帯工事と諸費用が入っているかを見てください。
相談する
間取りが決まっていなくても、予算がはっきりしなくても大丈夫です。今の家で困っていることから、聞かせてください。
電話(9:00〜18:00・水曜休み)000-0000-0000
会社のこと
札幌市と、その近くで家を建てています。現場まで車で1時間以内の所に限っているのは、何かあったときにすぐ行けるようにするためです。
あおば建設は、LIT STUDIO が作った架空の工務店です。実在の会社ではありません。写真は AI で作ったものです。
札幌で木造の注文住宅を年に十数棟建てる、大工を社員に持つ小さな工務店。ホームページを見るのは、「冬に寒くない家」「本当はいくらかかるのか」を知りたい、家を建てようか考えはじめた家族です。売り文句より、冬の数字とお金の全体が先にわかることを大事にしました。
工務店・リフォーム会社・設計事務所・ログハウスの会社など、「何ができるか」より「どうつくるか」を見せたい建物の会社に向いています。組み上がる図の工程と写真を、その会社の工法に差し替えます。
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