霧箱 ドライ
ネズの実とヤチヤナギが前に出る、すっきりした一本。炭酸で割ると香りがよく立ちます。
いつも置いています架空の蒸溜所で作った見本です

霧ノ沢の植物で、ジンをつくっています。
なぞると、霧が晴れて蔵が見えます
ジンの香りは、漬けこむ植物で決まります。霧箱では、蔵から歩いて行ける湿原と浜で、季節ごとに摘んだ四つの植物を使っています。
ジンの芯になる実。浜の砂地に這うハイネズを、秋に摘みます。
夏の終わりに赤く熟す実。甘酸っぱい香りが、仕上がりを丸くします。
湿原に育つ低い木。かつてビールの香りづけにも使われた、すっとした葉です。
春に摘んだ若葉を、塩を使わずに干します。ほのかな桜の香りが残ります。
使いこまれた銅の釜で、ゆっくり蒸溜します。
摘んだ植物を、ひと晩スピリッツに漬けて香りを移します。
銅の釜をゆっくり温め、立ちのぼった香りを冷やして雫に戻します。
沢の伏流水を少しずつ足して、香りが立つ強さに整えます。
ひと月休ませてから、手で一本ずつ詰めてラベルを貼ります。
いつも置いている二本と、冬至の頃にだけ詰める一本があります。
ネズの実とヤチヤナギが前に出る、すっきりした一本。炭酸で割ると香りがよく立ちます。
いつも置いていますハマナスの実を多めに漬けた、やわらかい一本。そのまま冷やして少しずつ。
いつも置いていますエゾヤマザクラの葉を加えた、冬の間だけの一本。贈り物にも選ばれています。
冬至の頃だけはじめての方には、炭酸で割る飲み方をおすすめしています。香りがいちばん分かりやすく立ちます。
ジン 1 : 炭酸 3
背の高いグラスに氷をいっぱいに入れ、ジンを注いでから、冷えた炭酸を静かに足します。混ぜるのは一度だけ。

ジン 1 に、よく冷えた炭酸を 3。氷に当てないよう、グラスの縁から静かに注ぐと、泡といっしょにネズの実の香りが立ちのぼります。
ジン 1 : 炭酸 3
最初は音が出ません。押すと、注ぐ音と、泡がはじける音が鳴ります(iPhone はマナーモードのとき鳴りません)。
氷でいっぱいのグラスに、冷えた炭酸を注いだところ。立ちのぼる泡が、ネズの実の香りを鼻先まで運びます。混ぜるのは、底から一度だけ。
植物を摘む時期は、一年を通して決まっています。季節ごとの蔵の仕事を紹介します。
雪が解けた五月、山すそのエゾヤマザクラが葉を開いたら、その週のうちに若葉を摘みます。塩を使わずに陰で干し、冬至の一本のためにとっておきます。
古い牛舎を借りるところから始まった、小さな蔵の十年です。
霧ノ沢の川沿いに、使われなくなった牛舎を見つけて借りる。
本州の老舗の蔵で大切に使われてきた銅の釜を受け継ぎ、牛舎の真ん中に据える。
三年かけて準備した申請が通り、ジンを造れるようになる。
浜と湿原の植物で、最初の「霧箱 ドライ」を詰める。
蔵の隣に、試飲と瓶のお渡しをする小屋をひらく。
桜の若葉を加えた「霧箱 冬至」を、はじめて冬だけ詰める。
ラベルに、贈る方のお名前とひとことを手書きで入れてお包みします。下で、入れた文字がどう見えるか試せます。
ラベルは縦書きです。お名前とひとことは、入れた文字のまま表示しています。実際のお包みでは、蔵の者が筆で書き入れます。
蔵は、霧ノ沢の川沿いにあります。土曜の午後だけ、蒸溜の様子をご案内しています。
はい、ご一緒にどうぞ。釜のまわりは熱くなるので、蔵の中では手をつないでご覧ください。試飲は二十歳以上の方だけです。
瓶は割れないよう木箱に入れてお送りします。冬至の一本は、なくなり次第お取り置きを締め切ります。
できます。ただ、雪で道がふさがる日は、前の晩までにお知らせして日を改めていただきます。
蔵から歩いて行ける湿原と浜です。土地の持ち主の方に許しをいただき、摘みすぎないよう毎年同じ場所は半分だけにしています。
霧箱蒸溜所は、LIT STUDIO が作った架空の会社です。実在の蒸溜所・商品ではありません。写真は AI で作ったものです。
北海道の小さなクラフトジンの蒸溜所。贈り物として選ばれたい、蔵の見学にも来てほしい、というお店を想定しました。
酒蔵・ワイナリー・菓子店・工房など、「どうやって作っているか」を見せたいお店に向いています。工程の章は、そのお店の作り方に合わせて描き直せます。
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