SECTION01
Company / Facts
冷やして運ぶことだけを、40年近く。
北冷ロジ株式会社は、冷凍車と冷蔵車だけを持つ運送会社です。本社と車庫は札幌市◯◯区。水産加工場、食肉の工場、乳製品のメーカー、菓子の工場から、物流センターと店へ、温度を決めて運んでいます。
温度の管理がいる荷物は、外れた時間が少しでも長いと、売り物になりません。だから、荷台の温度は5分ごとに記録して、設定から外れたら運転席と事務所の両方に知らせが出るようにしています。記録は、納品のたびにお渡しします。
- 冷凍車・冷蔵車
- 52台
- そのうち2温度の車
- 18台
- 運べる温度
- −25〜+20℃
- 温度の記録
- 5分ごと
- ドライバー
- 61人
- 走る所
- 北海道全域
数字は見本です。
SECTION02
Temperature zones
つまみを動かすと、その温度で運ぶ物が出ます。
−25℃から+20℃まで、1℃ずつ設定できます。温度を選ぶと、当社での呼び方・合う荷物・車の設定が出ます。
区分の名前と温度の幅は、会社や業界によって違います。ここに書いたのは当社の区分です。

冷凍(−25〜−15℃)
冷凍食品・アイスクリーム・冷凍の魚と肉。ふだんは −18℃以下で運びます。
- 合う荷物
- 冷凍食品、アイス、冷凍の魚・肉
- 使う車
- 冷凍車(1室・2温度とも)
Pre-cooling
扉を開けた瞬間、ヒヤッ。
冷凍車は、荷物を積む30分ほど前から荷台を冷やしておきます(予冷)。扉を開けると、白い冷気があふれ出します。この冷気が逃げないうちに積み終えるのが、私たちの仕事です。下へ送ると、扉が開きます。
SECTION03
Two-zone truck
1台で、2つの温度を運ぶ。
荷台の中を断熱の板で2つに分けて、前と後ろで違う温度にできる車です。板は動かせるので、荷物の量に合わせて部屋の大きさを変えられます。つまみと温度を選んでみてください(4t車の例)。
- FRONT 前の部屋
- 4枚・−20℃
- REAR 後ろの部屋
- 6枚・+5℃
前の部屋は横の扉から、後ろの部屋は後ろの扉から積み下ろしします。パレットの数は、1.1m角のパレットで数えた目安です。

たとえば、前の部屋に冷凍の魚、後ろの部屋にチルドの精肉と牛乳。1台で回れば、店の裏に車を停める回数が1回で済みます。店にとっても、受け取りが1回で済みます。
SECTION04
Flow / Log
積む前から納めるまで、温度は記録に残る。
1日の配送の、荷台の温度の記録の例です。下へ送ると、時間に沿って線が引かれていきます。線の上を押す(なぞる)と、その時刻の温度が出ます。

予冷5:30〜
積む30分ほど前から、荷台を設定の温度まで冷やします。冷えたことを記録で確かめてから、倉庫に着けます。

積み込み6:00〜
扉のまわりを幕で囲った荷さばき場に、車の後ろをぴったり付けて積みます。外の空気が入らないので、荷台の温度がほとんど上がりません。

走る7:00〜
走っている間も、温度は5分ごとに記録します。設定から2℃外れたら、運転席と事務所の両方に知らせが出ます。

納める8:00〜
扉を開けている時間は、できるだけ短く。納める前に荷物の温度(品温)を測って、記録に書きます。グラフの山は、扉を開けた時間です。

記録をお渡しする13:30〜
納品のたびに、その便の温度の記録をPDFでお送りします。前の記録も、1年分さかのぼって出せます。
SECTION05
Winter in Hokkaido
冬は、冷やすより温める日がある。
札幌の冬は、外が−10℃より下がる日があります。そのままでは、+5℃で運びたい野菜や牛乳が凍ってしまいます。冷凍機は温めることもできるので、冬は荷台を温めて、決めた温度を保ちます。下へ送ると、外の気温が下がっていきます。
- 外の気温
- +5℃
- 荷台(冷蔵)
- +5℃
温めている
外の気温が荷台の温度より下がると、冷凍機は温める運転に切りかわります。

冬の夜の荷さばき場。屋根の雪は、出る前に下ろします。
SECTION06
Fleet
車の一覧
大きさと、温度の部屋の数で絞れます。止まっている間も外の電源で冷やせる「スタンバイ装置」つきの車は、倉庫の前で荷を待つ間もエンジンを止めておけます。

| 大きさ | 種類 | 温度 | 装備 | 主な仕事 | 台数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2t | 冷凍・冷蔵(1室) | −25〜+20℃ | 荷物を押さえる棒 | 札幌市内の店への小口の配送 | 12 |
| 2t | 2温度(2室) | 前 −25℃〜/後 0〜+20℃ | 動かせる仕切り | コンビニ・スーパーの店舗配送 | 6 |
| 4t | 冷凍・冷蔵(1室) | −25〜+20℃ | スタンバイ装置・床に溝 | 工場から物流センターへ | 18 |
| 4t | 2温度(2室) | 前 −25℃〜/後 0〜+20℃ | 動かせる仕切り・スタンバイ装置 | 道央の店舗配送・共同配送 | 10 |
| 10t | 冷凍ウイング(1室) | −25〜+20℃ | スタンバイ装置・横の扉 | 道内の長距離・港への持ち込み | 4 |
| 10t | 2温度(2室) | 前 −25℃〜/後 0〜+20℃ | 動かせる仕切り | 函館・道東への定期便 | 2 |
表示中 6種類・52台
SECTION07
Cargo / Customers
運んでいる物と、届け先

水産加工場の出荷口。床が濡れているので、長靴で積みます。
- −20℃水産加工品
道内の水産加工場から、札幌と道外へ向かう港・物流センターへ。秋の鮭の時期は便を増やします。
- 0℃精肉・乳製品
食肉の工場と乳製品のメーカーから、スーパーの物流センターへ。毎日決まった時間の便です。
- −20℃冷凍食品・アイス
冷凍の倉庫から、店とお弁当の工場へ。夏はアイスの便が倍になります。
- +15℃菓子・チョコレート
菓子の工場から、空港と駅の売店の倉庫へ。冷やしすぎず、温めすぎず。
- +5℃野菜・お惣菜
産地の集出荷場と惣菜の工場から、店へ。冬は凍らないように温めて運びます。
SECTION08
Quality / Safety
温度のほかに、毎日守っていること

荷台は、毎日洗う
食品を運ぶ車なので、1日の終わりに荷台の床と壁を洗い、乾かしてから次の日に使います。洗ったことは、車ごとに記録をつけています。

事務所が、全部の車を見ている
運行の管理をする人が、全部の車の位置と荷台の温度を画面で見ています。温度の知らせが出たら、事務所からドライバーと荷主さんに電話します。
- 温度計は年に1回、合わせ直す荷台の温度計と、品温を測る温度計の両方。
- 出る前と帰ったあとの点呼運行の管理をする人と向かい合い、アルコール検知器で確かめます。
- 冷凍機の点検は月に1回夏の前と冬の前は、整備工場で詳しく見ます。
- もしものときの積みかえ途中で冷凍機が止まったら、近くを走る当社の車に積みかえます。
SECTION09
Estimate
1台を貸し切るときの、料金の目安
車の大きさ・行き先・温度の部屋の数を選ぶと、1回の運行の料金の目安が出ます。少ない量なら、ほかの荷主さんの荷物と一緒に運ぶ「共同配送」の便もあります(札幌市内・道央。ケースの数で決まります)。
ESTIMATE / 1回の運行・税込
33,000〜40,000円
- 走る距離
- 市内(半日・4時間まで)
- 着く目安
- 当日
- 温度の記録
- 料金に入っています
目安です。荷物の量と温度、待つ時間、高速道路の料金で変わり、お見積りで決まります。高速道路の料金は別です。
SECTION10
Q&A
よく聞かれること
パレット1枚、ケース数個でも運べますか。
運べます。札幌市内と道央は、ほかの荷主さんの荷物と一緒に運ぶ共同配送の便があります。温度帯が同じ荷物だけを一緒に積みます。
温度の記録は、どんな形でもらえますか。
5分ごとの温度を折れ線グラフと表にしたPDFを、納品のたびにメールでお送りします。表計算のファイルでも出せます。
運んでいる途中で温度が外れたら。
設定から2℃外れると、運転席と事務所に知らせが出ます。ドライバーが扉の閉まりと冷凍機を確かめ、事務所から荷主さんに電話でお知らせします。
荷物が傷んだときの補償は。
運ぶ荷物には、運送の保険をかけています。どんなときに、いくらまで出るかは、お見積りのときに書面でお伝えします。
日曜や祝日も走りますか。
走ります。店舗配送の便は年末年始をのぞいて毎日です。日曜だけの便も、ご相談ください。
マイナスの温度の荷物を、手で積み下ろしできますか。
できます。冷凍の荷物を扱うドライバーには、防寒の上着と手袋を会社から出しています。量が多いときは、パレットのまま積むことをおすすめします。
SECTION11
Contact
お見積りの相談
運ぶ物と温度、量、行き先、曜日を教えてください。合う車と料金の目安を、2営業日以内にお返事します。
- 会社
- 北冷ロジ株式会社
- 本社
- 札幌市◯◯区◯◯ 0-0-0(架空の住所です)
- 電話
- 000-0000-0000(平日 8:00〜18:00)
- 事務所
- 運行の管理は 24時間
一般貨物自動車運送事業 北海道運輸局 札自貨第0000号(見本のため仮)