LIT STUDIO

架空の設計事務所で作った見本です

YOHAKU ARCHITECTS

余白建築設計札幌で、光の入り方から家を考える設計事務所です。冬の低い日差しを部屋の奥まで入れて、夏の高い日差しは軒で止めます。

12:00

7:03 日の出日の入り 16:03
太陽の高さ
23度
方角
南
家の影の長さ
8.3m
居間の断面 窓は南向き・軒の出 0.9m

冬至の正午でも、太陽は23度ほどしか上がりません。そのぶん日差しは床の奥まで届きます。

考えていること

北海道の家は、冬の過ごしやすさで決まります。設計の最初に、この三つを敷地で確かめます。

光

冬の太陽は低く、夏は高い。その差を使って、冬は部屋の奥まで日を入れ、夏は軒で止めます。

雪

屋根の雪が、どこへ落ちるか、どこに溜まるか。玄関や車の出入りの側に落とさない屋根にします。

余白

敷地いっぱいに建てず、あえて空けておく所をつくります。雪を寄せる場所にも、夏の庭にもなります。

設計した建物

どれも、敷地に一日いて光を見てから描き始めました。

雪原に建つ白い外壁と黒い切妻屋根の平屋

白樺の平屋

江別市 夫婦ふたりの住まい

大きな窓から冬の日差しが床の奥まで差し込む居間

光の居間

札幌市南区 建て替え

白い紙で作った住宅の模型と、机に伸びる影

模型で光を見る

どの家も、紙の模型にライトを当てて確かめます

夕暮れに明かりの灯るカラマツ張りの小さなカフェ

片流れのカフェ

当別町 カフェと焙煎所

白樺の平屋を、くわしく

築四十年の二階建てを、夫婦ふたりの平屋に建て替えました。冬に使わなかった二階をやめて、そのぶん南に開いた居間をつくっています。

台所 居間 和室 浴室 玄関 南 ↓ 寝室 浴室 土間 居間と台所 南 ↓
← 建て替え前建て替え後 →
ところ
江別市
住む人
夫婦ふたりと猫一匹
つくり
木造の平屋
床の広さ
98㎡
寒さへの備え
北海道の基準より一段厚い断熱・三重の窓
できた年
2025年の秋
工夫
南の窓を横いっぱいに広げ、軒を0.9m出しました。冬は居間の奥まで日が入り、夏の昼は床に日が落ちません。
黒い金属の屋根に積もった雪が、板のようにまとまって軒先から地面へ滑り落ちた瞬間。落ちた雪が白く砕けて舞い上がっている

雪を、
落とす屋根。

札幌の屋根は、雪を「落とす」か「載せておく」かを先に決めます。金属の屋根を少しずつ立てていくと、ある角度で、積もった雪がまとめて滑り落ちます。

屋根の角度32度雪が滑って落ちる角度

最初は音が出ません。押すと、雪が滑る音と、落ちる音が鳴ります(iPhone はマナーモードのとき鳴りません)。

落ちる側に、
何も置かない。

屋根の雪は、軒先からまとめて落ちます。玄関と車の出入りは、雪の落ちない側に。落ちる側は、春まで雪を置いておける余白にします。

屋根の角度と、雪

札幌の屋根は「雪を落とす」か「載せておく」かを先に決めます。下のつまみで屋根の角度を変えると、雪がどう振る舞うかが分かります。

雪は滑って落ちます。落ちる側に、玄関や車を置かない配置にします。

雪が厚く積もった黒い屋根の軒先

家ができるまで最初の相談から、住みはじめたあとまで。

  1. 1

    話を聞く

    今の住まいで困っていることと、好きな時間の過ごし方を聞きます。間取りの話は、まだしません。

  2. 2

    敷地で一日過ごす

    朝から夕方まで敷地にいて、光の入り方、風、雪の溜まる場所、隣の家の窓を見ます。

  3. 3

    光の模型をつくる

    紙の模型に冬至と夏至の太陽を当てて、窓の大きさと軒の出を決めます。

  4. 4

    図面にする

    暮らし方と光の検討をもとに、間取りと仕上げを図面にまとめます。

  5. 5

    工事を見守る

    現場に通い、図面だけでは決められない窓の高さや手すりを、その場で調整します。

  6. 6

    冬を一度越してから

    最初の冬が終わった頃に伺い、寒い所や結露を一緒に見て直します。

住んでいる人の声

冬の朝、居間の奥まで日が入るので、晴れた日は昼まで暖房をつけていません。
白樺の平屋に住むご夫婦
屋根の雪が玄関の反対側に落ちるので、朝の雪かきが半分で済むようになりました。
当別町のカフェの店主
最初の冬のあとに来てくれて、寒かった窓辺を一緒に見てくれたのが心強かったです。
札幌市南区のご家族
ここにある声は、見本のために作った文です。

事務所

ところ
札幌市中央区 余白町 3丁目
(架空の住所です)
相談
平日の昼間、事務所またはお住まいで
仕事の範囲
住宅・小さなお店・別荘
大きな窓の前の長い作業机に、図面と模型が置かれた事務所

よくある質問

建てる土地が決まっていなくても相談できますか

できます。候補の土地があれば、一緒に見に行って光と雪の入り方をお伝えします。土地を選ぶ前に来ていただくのが、いちばん失敗が少ないです。

建て替えでも、敷地で一日過ごしますか

はい。今の家に住みながらでも、庭や窓から一日の光を見せていただきます。長く住んだ方の「冬はここが寒い」は、図面より確かな手がかりです。

札幌から離れた町でも頼めますか

車で日帰りできる範囲なら伺います。敷地で一日過ごす日と、工事中に通う日は、前もって決めておきます。

冬のあいだも工事はできますか

できますが、基礎は雪の前に終えるように段取りします。いつから住みたいかを先に伺い、逆算して工事の時期を決めます。

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