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ホームページのスマホ対応とは?レスポンシブの意味と費用感を解説

スマホ非対応は「見た目が古い」ではなく、来た人を逃がし来る人も減らす実害のある状態です。レスポンシブの意味、自分のサイトの確認方法、直す場合の費用感を順に整理します。

「うちのホームページ、スマホで見ると文字が小さくて読めないんだけど、直すべき?」──10年近く前に作ったサイトを持つ会社から、いまだによく受ける相談です。答えを先に言うと、直すべきです。それも「そのうち」ではなく優先度高めで。

ただし、闇雲に「作り直しましょう」と言いたいわけではありません。この記事では、スマホ非対応のサイトで実際に何が起きているのか、「レスポンシブ対応」という言葉の意味、自分のサイトを今すぐ確認する方法、そして直す場合の費用感までを順に整理します。

スマホ対応していないと何が起きるか

スマホ非対応のサイトで起きていることは、大きく3つあります。

  1. 読む前に閉じられる ── パソコン用の画面がそのまま縮小表示されるため、文字は米粒サイズ。指で拡大しながら読んでくれるのは、よほど強い用事がある人だけです。多くの訪問者は数秒で戻るボタンを押します
  2. 操作でつまずく ── ボタンが小さくて押せない、電話番号をタップしても発信できない、問い合わせフォームが崩れて入力できない。問い合わせ直前の一番もったいない場所 で離脱が起きます
  3. 検索順位で不利になる ── Google はスマホ向けの表示を基準にサイトを評価する方式 (モバイルファーストインデックス) を採用しています。スマホで使いにくいサイトは、検索結果の順位でも不利を受けます

つまりスマホ非対応は「見た目が古い」という印象の問題ではなく、来た人を逃がし、そもそも来る人も減らす という二重の実害がある状態です。多くの業種で、サイト閲覧の主役はすでにパソコンではなくスマホになっています。

レスポンシブ対応とは ─ 「スマホ版を別に作る」ではない

見積もりや制作会社の説明に出てくる「レスポンシブ対応 (レスポンシブデザイン)」とは、1つのサイトが、見る画面の幅に合わせて自動でレイアウトを組み替える作り方 のことです。

  • パソコンで見ると: 横に3列並んだレイアウト
  • スマホで見ると: 同じ内容が縦1列に並び、文字とボタンが指で扱える大きさになる

昔は「パソコン版とスマホ版を別々に作る」方式もありましたが、更新を2回ずつ行う手間や管理の複雑さから、現在は レスポンシブが標準 です。いま新規で制作を依頼すれば、まともな制作会社ならレスポンシブ対応は当然含まれています。逆に言えば、今どき「スマホ対応はオプションで追加料金」という見積もりが出てきたら、その会社は疑ってかかる べきです。

自分のサイトを今すぐ確認する方法

ご自身のサイトがスマホ対応できているかは、専門知識なしで確認できます。

  1. 自分のスマホで開いてみる ── 一番確実です。チェックするのは次の4点: (1) 拡大せずに文字が読めるか、(2) 横スクロールが発生しないか、(3) ボタンやリンクが指で押せる大きさか、(4) 電話番号をタップして発信できるか
  2. パソコンのブラウザ幅を縮めてみる ── ブラウザの窓を細くしていったとき、レイアウトが縦並びに組み変わればレスポンシブ対応です。縮めても全体がそのまま小さくなるだけなら非対応です
  3. 問い合わせフォームを実際に送ってみる ── 表示だけでなく操作の確認です。スマホから自分で問い合わせを1件送ってみて、入力から完了までつまずく場所がないか体験してください

スマホ対応にかかる費用感

既存サイトをスマホ対応させる場合、方法は大きく2つで、費用の桁が変わります。

方法内容費用の目安
部分改修既存サイトにスマホ用の表示調整を追加数万〜30万円程度
リニューアルレスポンシブ前提でサイトを作り直す20万〜100万円程度

※ページ数と元のサイトの作りによって大きく変動します。あくまで幅としての目安です。

一見、部分改修のほうが安く見えますが、注意が要ります。スマホ非対応のサイトは多くの場合10年前後経過していて、土台そのものが古い ことがほとんどです。古い土台に改修を重ねると、継ぎはぎの費用が積み上がった末に、結局作り直しになりがちです。

作り直しか部分修正かの判断

分かれ目は「サイトの中身がまだ現役か」です。

  • 部分改修でよい場合 ── サイトの内容 (サービス、料金、実績) が現状と合っていて、見た目の崩れだけが問題のとき
  • 作り直しがよい場合 ── 内容も古い、ページ構成も今の事業と合っていない、更新も自分でできない仕組みのとき。スマホ対応「だけ」直しても、古い内容がスマホで読みやすくなるだけです

作り直しを選ぶ場合の全体の相場観は ホームページ制作の費用相場 を、依頼してからの段取りは ホームページ制作の流れと期間 を参考にしてください。なおAI活用型の制作会社では、リニューアル費用が従来の相場より抑えられる傾向があります (LIT STUDIOの場合15万円〜)。

まとめ ─ スマホ対応は「オプション」ではなく前提

  • スマホ非対応の実害は 訪問者の離脱 + 検索順位の不利 の二重取り
  • レスポンシブ対応とは 1つのサイトが画面幅に合わせて自動で組み変わる 作り方。現在の標準
  • 確認は 自分のスマホで開く だけ。文字・横スクロール・ボタン・電話タップの4点をチェック
  • 費用は部分改修なら数万円〜、作り直しなら20万円〜が目安。内容まで古いなら作り直し が結局安い
  • 新規制作でスマホ対応が「オプション扱い」の見積もりは要注意

まずはスマホでご自身のサイトを開くところから。それが3分でできる、この記事の一番の実践です。

よくある質問

Q.自分のサイトがスマホ対応か、すぐ確認する方法はありますか?
自分のスマホで開くのが一番確実です。(1) 拡大せずに文字が読めるか、(2) 横スクロールが出ないか、(3) ボタンが指で押せる大きさか、(4) 電話番号をタップして発信できるか、の4点をチェックしてください。3分で確認できます。
Q.スマホ対応だけの部分改修はできますか?費用は?
サイトの作りによりますが、数万〜30万円程度が目安です。ただし非対応サイトは土台自体が古いことが多く、内容やページ構成も現状と合っていない場合は、レスポンシブ前提で作り直したほうが結局安く済むことがあります。
Q.レスポンシブ対応とスマホ専用サイトはどう違いますか?
レスポンシブは1つのサイトが画面幅に合わせて自動でレイアウトを組み替える作り方で、更新が1回で済みます。スマホ専用サイトを別に作る方式は更新を2重に行う必要があり、現在はレスポンシブが標準です。新規制作なら追加料金なしで含まれているのが普通です。
Q.スマホ対応すると検索順位は上がりますか?
Googleはスマホ向け表示を基準にサイトを評価するため、非対応のままだと不利を受けます。対応は「上がる施策」というより「不利をなくす前提条件」と考えてください。順位はコンテンツの質など他の要因も含めて決まります。

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